【恐怖】生涯賃金は、入社時点でほぼ確定している。
今日シェアする内容は、結構つらい話かもしれないけど大事な話だから目をそらさないでしっかり学んでね。
今日勉強できることは絶望ではなく希望だよ。もし今日の内容を今まで知らなかったとしても全然大丈夫。今から変えることができるいいきっかけにしてほしい。
入社する前に必ず理解しておきたいこと
- 仕事は業種・業界×職種で大体の年収帯や未来が決まる
- 業種・業界の未来=自分の未来である
- 先輩の生活レベル(推定年収)=自分の将来の生活レベルになる
- 先輩の転職先業種・業界×職種≒自分の転職先業界・職種になる
異論は認める。例外もある。ただ・・・大体これに当てはまるよってことは理解してね。
一つずつ、考えてみよう。
1.業種・業界×職種で年収が決まる
そもそもの単語の理解から。
業種:その企業が携わる(属する)分野のこと 例)金融、製造業、製薬、保険、ITなど
業界:業種の中のより細かい分類のこと 例)サービス業のなかの、飲食・アパレル・ホテル・広告など
職種:自分の日々行う業務の名称 例)営業、経理、人事(採用)、フロントエンジニアなど
これらの掛け算によって、保険業(業種)のなかの生命保険(業界)の営業(職種)とか製造業(業種)のなかの自動車部品メーカー(業界)の経理(職種)なんていう分け方をされているのね。
よく業種別・業界別・職種別に分類された平均年収ランキングとかみるでしょ?それ以外にも残業時間・福利厚生とかいろんなもので同様のランキングがあるよね。
あそこに記載されている年収の相場は、そっくりそのまま自分の未来になる可能性が高いということをまずは理解しよう。
「職種別 年収」「業界別 残業」「業種別 福利厚生」のように様々な調べ方をしてみてね。主に転職サイトが同じような記事を紹介してくれているよ。
もう1つは、10年前の業種・業界と現在の業種・業界の成長率はしっかりとチェックしてみてほしい。
こちらは、「●●業界 成長率」なんかで調べるとたくさんの記事が出てくるね。
技術の進歩が凄まじいこの時代においては、ついていける業種・業界・職種があれば、衰退している業種・業界・職種も存在しているよ。もし現在、自分自身の属する業種・業界・職種がそれぞれ衰退しているところであれば、軸足を他のところにずらす『軸ずらし転職』がとっても有効的な手段になるよ!
転職のトピックスは改めてまとめるけど、
- 転職と副業の掛け算
- 転職の思考法
- 科学的な適職
この3冊は是非参考にしてほしい!
メモ
ぽてとさんは転職をしようと決意した際にこの3冊の本はかなり読み込んで、複数の軸から転職について考えてみたのね。その結果、すごいいい転職をすることが出来ました。今でも2ヶ月に1回程度職務経歴書を最新化させたりと言ったことを継続して行っているよ。
そう考えると、ぽてとさんの現職は、『”サービス業”という業種のなかの”ITコンサル”という業界の、”採用・営業・経営企画”という職種』に分類されることになるのね。
- サービス業:年々右肩上がりで伸びている業種。業界規模は27.9兆円にのぼり、160位中14位
- コンサルティング業:業界規模は0.8兆円と小規模ながら、+成長率8.4%、平均年収は全体4位の位置づけ
- 経営企画:30代平均年収614万円、営業(管理職):30代平均年収623万円とある程度の水準
現在在籍中の企業がスタートアップということもありほぼすべてのポジションを兼任してやっているので、あまり参考にはならないかもしれないけど考え方の共有として述べています。
プラスで大事になってくるポイントとして、平均年収と中央値年収、最頻値年収はこれまた違うものだから気を付けてね。
平均値:すべての数値を合計し、データの個数で割った値
中央値:すべての数値を大きい順(または小さい順)に並べた際に、ちょうど真ん中にある値
最頻値:すべての数値を大きい順(または小さい順)に並べた際に、一番多く出現している値
Q)社員10名の企業があり、そのうち4人が300万円、3人が400万円、2人が600万円、1人が1,200万円の年収だったとしよう。この企業の平均年収、中央値年収、最頻値年収はそれぞれいくら?
A)平均年収:(4×300+3×400+2×600+1×1,200)÷10=480万円
⇒一番一般的な考え方だね。
A)中央値年収:300、300、300、300、400、400、400、600、600、1200=400万円
⇒ちょうどど真ん中にあたる値のこと!
実は、様々な企業が平均年収<中央値年収であることが多くて・・・入社後にアレ?って思っている人はこのからくりにやられてしまっているかも。
A)最頻値年収:300、300、300、300、400、400、400、600、600、1,200=300万円
⇒社内に一番多くいる年収帯が300万円ってことは自分も大体300万円なのでは…?と入社したあとに思ったあなた。正解にかなり近いです。
この3つのからくりをうまく利用して企業は人材を採用しているということを忘れずに。(とはいえ企業は嘘をついているわけではないからね。平均年収であることは事実だから、自分の身を守るために理解しておかないといけない事前情報だよ。)
2.業種・業界の未来=自分の未来
10年前平均年収が500万円の業界が現在450万円になっている場合、10年後は400万円になっている可能性はとても大きいはずです。
衰退産業とかの呼ばれ方をするけど、この10年間世の中の変化が劇的だったからだね。
ガラケーからスマホに変わり、4Gから5Gに変わり、メールからラインに移り変わり、テレビ広告がYouTubeに移っていき…
この変化のすさまじい時代で10年間を通して平均的に衰退している業界であれば、これからの10年はより大変になると思う。
メモ
その業界で10年間を過ごすことが間違いでは全くないし、ぽてとさんが未来を読めるのかと言われたらそれも全く持って違う。ただ、過去統計から推測される未来を信じることは一定数大事だと思う。(ぽてとさんが転職を決めた理由の50%はここにある)
今の年収が来年ももらえる保証などはまったくないので、自分という資本を常に高める努力をしようね。
これは武井壮のYouTube「大人の育て方」っていう動画をぜひぜひぜひ見てほしい。
『価値の基準』を学べるとても素晴らしい動画になっているよ。
3.先輩の生活レベル=自分の将来の生活レベル
これはとても簡単に言うと、10年前に現在の企業に入った先輩の収入=自分の10年後の収入であるというとても分かりやすいロジックだね。
10年後の先輩をみて憧れや尊敬をモテる場合は、必死に頑張ろう!なりたくないなら自分が変わろう。
以上。
先輩の転職先業種・業界・職種≒自分の転職先業種・業界・職種
これは上記と同様。
とても分かりやすい話で、配属先部署の先輩が転職する転職先業種・業界・職種に近しいところに行く選択肢を取ることが多くあるかな。(というより、その選択肢しか取れないからそうするという方が正しいかも。)
ぽてとさんは、その選択肢しか取れない自分がすごい嫌だった。だから、同様の業務をしながら他の知識や経験を積めるよう考えた結果、現在は採用業務だけではないことにチャレンジを出来ているよ。
正解となる可能性が高いパターンは3つ(いまのぽてとさん知識)
業種・業界に伸びしろがある場合:そのまま爆進しよう!併せて新しいスキルを身に着けよう。
業種・業界に伸びしろがない場合:転職を視野に入れよう!併せて新しいスキルを身に着けよう。
職種に伸びしろがない場合:新しいスキルを身につけて軸ずらし転職を始めよう!
まとめ
業種・業界・職種のことは、全て他人事ではないよ。超圧倒的当事者意識がないとこの100年時代を乗り切ることは難しいと思う。
現状の自分に満足せず、企業や組織にしがみつかず、1人で生きていける力(稼ぐ力)自立する力を身に着けようね。
次回、今からでも実践可能!『圧倒的な結果で周りから一目置かれる存在になるための行動』をシェアするよ!2部作になっているからしっかりチェックしてね。
おわり。