悩みの根幹はだいたいお金
- 家住むのにもお金
- ご飯食べるのにもお金
- 子供を育てるのにもお金
- 服買うのにもお金
ぽてとさんの家は、わたしが2歳の時にお金の問題で離婚した。泣
お金だけの問題ってことは基本的にあまりない。
ただ、優先順位の1番にお金があることは多々ある。
だから、必要な金額の大小はあれど、お金と人生は切り離せないなーと。なので人生の悩み=お金の悩みになることは多い。
お金は汚いとか、そんなに稼いでどうするのとか、お金のためにそんなに必死になりたくないとか、必要な分だけあればいいとか。
教育過程で教わるお金のこと(特に親や先生から教わることの大半)は基本的にネガティブイメージな気がする。
(お金ネガティブイメージを持っている人で、人生を楽しんでいる人をあまり見たことがないかも)
どんなものでも使う人の使い方と考え方次第だと思っていて、お金は人生においてとても大事だとぽてとさんは思っている。
包丁と一緒。目的によって凶器にも便利な道具にもなり得る。
もっと日本にもお金のことを教えてくれる教育カリキュラムが揃っていればいいのにね…
お金の悩みが尽きない理由
結論から言うと、お金の教育を受けてこなかったからだと思う。
例えばだけど、以下のような内容は自然と疑問が出てくるはずで、答えられる人はあまりいないのではないかと思う。
- お金ってどんな使い道があるの?
- どのように使っている人が上手に生きているの?
- いつ、なにに、いくら位のお金がかかるの?
- どの程度のお金があれば、どの程度の水準の生活ができるの?
- お金を持っている人と持っていない人は何が違うの?
- 税金はなぜ払うの?上手な向き合い方は?
- 年金っていくら貰えるの?私達の老後は足りるの?払い損にならない?
- 生命保険には入ったほうがいいの?金銭的な補助はどのくらい出るの?
- 家は購入することと賃貸で持っていることはどちらのほうがお得なの?
- もし大学に行ったらどんな企業に入ることが出来て、どんな未来が待っているの?
本来お金に関する教育が行き届いていたら、このようなことは誰でもが知っている条件下で義務教育が終了し、各々人生の選択をすることができるようになる。むしろなるべきだと思う。
ただ、先人たちもお金について十分に学ぶ機会がなかったために、教える側であれ良くわかっていないのだと思う。
ちなみに、こんなに偉そうだがぽてとさんも全くわからないまま20代に突入した。
様々な先輩や友人が就職したことにより、1年目からこれほど年収に格差があることを把握できたとともに、このまま行くと明らかに自分の満足できる収入が得られないことを理解したが、何をするべきかわからないあやふやなまま、27歳のタイミングで子供を授かることになった。
嬉しい100%、不安1000%くらいの割合で、間違いなく嬉しいと思っていながら不安すぎて困っていた。
このままだと自分の中でよろしくない人生になることだけは理解できたが、解決策は出てこなかった。
余談だが、奥さんと子供にかなり感謝をしたい体験ができたのでシェアしたいと思う。
人間は制限・制約ができることでかなり強くなれる。ということ。
ぽてとさんに残されたタイムリミットは子供が生まれるまでにの10ヶ月。まったなし。
この10ヶ月がなかったらダラダラと人生を過ごしていたと思う。この制限のおかげで本気で人生と向き合えるようになった。
話を戻すと、
教育課程が終了するとともに就職していき、就職先によって人生の大体の生涯賃金が決まっていく。先輩を見れば大体の生活水準もわかる。
最悪だと思った時には既に就業しており、今辞めたら他の企業はわたしを雇ってくれるのだろうか…石の上にも三年だし…なんて考えているうちに、考えることが面倒になりただひたすら仕事をするだけの人間が完成する。
思考は止めちゃいけない。ぽてとさんも気づくのが遅くなったが気づけたこともまた事実。
知っていてやらない選択をとることと、知らないことでは天と地ほどの差がある。
- 勉強をしていい大学を出なさい
- いい就職先に就きなさい
よく耳にする言葉だと思うが、なぜそうしたほうがいいのか理屈で説明できるだろうか?
少しだけ真剣に、今後自分の人生をどうしたいか考えてみてほしい。
漠然とした不安のままでは何も解消されない
漠然とした不安の最悪なところは、問題点が非常にフワッとしているのだ。
フワッとしている状態はすなわち問題点がよくわかっていない状態なので、具体的に理屈にする必要がある。そして具体化に時間がかかる。時間がかかるとだんだん考えることがだるくなってくる。
例えば、足の速い人にビュンッと走ればいいんだよ!と言われても、きっと想像ができないであろう。想像出来たところできっとずれるのだ。
だからこそビュンッを誰もが理解できる解像度(言葉)で具体化する必要がある。そうしないと前に進めないのだ。だがしかしこれが非常に難しい…考えてもわからず、そこで思考が止まってしまう。
フワッとした問題点を具体化する前に思考が止まってしまうことは、だいたい先延ばしをすることで起こる。
『(ちょっとイメージつかないけど一旦)考えてみますor考えます。』という言葉を使用したことはないだろうか?
その”考えます”は先延ばしの代名詞であり大体考えないから、本当に考えたい内容なのであればその場で納得するまで確認することをオススメする!笑
漠然とした不安は時間が経てば経つほど増大していく
告白をしたことがある人ならわかってくれるだろうか。
いざ告白してから答えをもらうまでの間のドキドキは本当にドキドキだと思う。NoだとしてもすぐにNoと言ってほしいくらい答えがわからない状態のドキドキはすごい。
今告白したら付き合える度80%とか、そういうのも出てくれたらとても楽だと思う…笑
言うのもドキドキ、答えをもらうのもドキドキ。
これは、お金の問題も一緒。
先の長い人生だから今考える必要はないかもしれないが、ニュースではなんとなく老後の年金問題が取り上げられていたり、収入の高い企業ランキングが新聞に掲載されているのを目にしたり、教育のお金をどう捻出するかについて両親が喧嘩をしていたりする。
もしかしたら自分も将来大変な思いをする可能性があるのではないか?と漠然と不安にはなっているが、わたしには関係ないとも思えることである。
人は窮地に追い込まれないと行動しないと言うが、本当にそのとおり。
今からでも具体的に数値化してこれからいくら必要なのか(理想)、今のわたしで到達できるのか(現実)、どのくらい足りないのか(GAP)を考えてみよう。
大体の人は、足りないという結論になると思う。
足りないことを今まで知らなかったことのほうが恐ろしいわけで、足りないとわかれば何かしらのアクションプランを立てることができるから一歩前進できるよ。
漠然とした不安で終わらせず、何に不安を抱えているのかを具体的に考えてみよう。ゴールが見えてくるはずだよ!
次回は、将来必要となるお金はいくら?を解説するよ。これがわかると具体的なアクションプランに落とし込むことができるからね!
引き続きお付き合いよろしくね!
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おわり。